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HISTORY

ミレニアム 千年のあいだ どれほどの数の 人が生まれて 消える そのなかの どれだけと出会い 愛してともに 生きてゆける (舞台上演台本より)

  • 八百比丘尼(永妙)がとわを引き取り、久遠寺で育てる。
  • 八百比丘尼が久遠寺で読み書きを教え始める。
  • 平安時代
  •  

    (光蔭) 大事なことを話そう。 それは……オレたちに最初に何があったか、だ。 時は千年前にさかのぼる……。 (舞台上演台本より)

  • 身寄りのない少年(のちの草介)と、下級貴族の息子・光蔭が、 それぞれ奉公人と学び舎の生徒として久遠寺に入り、 草介、光蔭、とわの3人が出会う。

    (草介) 私は何も感じません。 (舞台上演台本より)

    (とわ) 未来 過去 なんてないの 瞬間 あるのは 瞬間 (舞台上演台本より)

    (光蔭) オレは臆病なんだ―― (舞台上演台本より)

  • 草介は光蔭の兄・景暁により、歩多流の森に誘いだされ、暴行を受けるが、 光蔭、とわによって助けられ、「草介」という名前をもらう。

    (草介) 踏み躙られても 刈り取られても すぐに芽を出し しぶとく生きる 草になりたい なもない草に 僕の願いは それだけ (舞台上演台本より)

    (草介) この名が…好きです…! (光蔭) そうか…では、ゆくぞ、草介…! (草介) はい…! (漫画1巻第5話より)

    (光蔭) 今後、我らは友だ。 身分や生まれや性別に関係なく、 3人で集うときは、 おたがいを友だと思え。 よいな。 (舞台上演台本より)

  • 兄に逆らった光蔭は監禁され、草介の傷を癒したとわは床に臥せてしまう。 八百比丘尼は弱ったとわを癒すため、草介と光蔭を連れて潮湯治に行く。

    (草介) 海を見たのがはじめてで… 海というものはどこまでも果てがないのですね… (漫画2巻第6話より)

    (八百比丘尼) 光蔭様… いつか…その優しさと我慢強さが あなた様をさらに苦しめるのではと心配です (漫画2巻第6話より)

    (八百比丘尼) あの子は… 「人魚」の落とし子なのです… (漫画2巻第6話より)

    (光蔭) いつまでも変わらないと思っていたものが こうして少しずつ…揺らいでいく… (漫画2巻第8話より)

    (光蔭) とわ殿…すまない… 俺は…… 俺は…… (漫画2巻第8話より)

  • 光蔭の母が景暁との子供を身ごもるが、亡くなる。 景暁と光蔭の確執は悪化の一途をたどる。

    (光蔭) 人の尊厳を踏みにじられ続けて、 何が大丈夫なものか。 自分だけならまだしも、 母まで冒涜されて、何が大丈夫なものか! (舞台上演台本より)

    (とわ) 草介に気持ちを伝える言葉を持たないあたしが 腹立たしいの…! ねぇ… どうやったら伝わるの…? あたしの気持ち…どうしたら…? (漫画2巻第9話より)

  • 生い先の短い景暁は、「人魚の肉」を探し始め、久遠寺にあるのではないかと疑いをかける。 景暁に脅され、追い詰められた光蔭はとっさに兄を刺し殺してしまう。

    (光蔭) オレは悪くない。 悪いのは義兄だ。 オレは正しいことをしたんだ。 (舞台上演台本より)

  • 光蔭が藤堂家の当主になる。 兄との乱闘で得た傷が癒え切る前に、光蔭は兄と同じ病で倒れる。

    (光蔭) どうしてこうなった? どこで何を間違えた? (舞台上演台本より)

  • 精神的にも追い詰められ、錯乱した光蔭はとわの力で回復しようと久遠寺を襲い、とわを強奪する。
  • とわを助けにきた草介と光蔭の乱闘となり、二人は刺しちがえる。 それぞれ傷を負った3人は浜辺で倒れ込む…

    (草介) この世に意味のないことなど起きない? ではなぜ光蔭様の正気を奪ったのだろう? ではなぜとわ様を救ってはくださらなかったのだろう? (舞台上演台本より)

    (とわ) もしも時間が巻き戻せたなら…… (漫画2巻第10話より)

    (光蔭) いつ絶えるとも知れない、 この命がもたらしたもの―― 悠久の孤独。 草介……とわ……どこにいる? なぜオレを一人にするんだ……なぜ…… (舞台上演台本より)

    (八百比丘尼) 一つ、不老を悟られぬよう、あまりにも長く、 一つの土地に身を置いてはいけない。 二つ、孤立は、かえって周囲の疑念を招く。 土地の者たちと適度な距離感で交流を。 三つ、災いを避けるため、 決して不老とその理由を明かしてはならない。 四つ、「その時」が来るまで、生を諦めてはならない。 (漫画3巻第15話より)

  • 100年後・・・
    母親に捨てられた「とわ」は賀茂様の言いつけで村の巫女として育てられる。

    (とわ) わたしのすべては… 何一つ わたしのものではない… …そう信じて ただ命が終わる日を待っていた …あの日までは… (漫画4巻第16話より)

    (光蔭) なんだ… 今…… …一瞬 何か見えた…? あの女は誰だ (漫画4巻第16話より)

  • 八百比丘尼と草介は旅の途中で龍谷の祭りをしている村に立ち寄る。
  • 龍谷の祭りで神楽を舞う巫女・とわと出会う。

    (草介) 彼女の姿を目にしてから 突然 僕の体は 激しく鼓動を打ち始めた それはまるで 止まっていた時計が突然動き出したみたいに… (漫画4巻第16話より)

    【月刊プリンセスにて連載中…】
  • 大正時代
  • 友人と待ち合わせをしているカフェで、とわは草介と名乗る青年と出会う。
  • 草介との出会いによって変化する自分の感覚に戸惑ったとわはカフェを飛び出す。

    (草介) 君の世界が灰色で味気なくて何も感じられないのは 僕のせいだと言ったら…? (漫画1巻第1話より)

    (とわ) 魂があるっていうのがこんなに苦しいなら… そんなのいらない…! (漫画1巻第1話より)

  • とわは細い路地裏で光蔭に胸を刺される。
  • 草介、昏睡状態に陥る。